こんにちは。
皆さんはエドワード・ゴーリーと言う絵本作家をご存知でしょうか?
子供向けの可愛い絵本を描く人でなく、大人のための絵本を描いていた人です。
……えっちな意味じゃないですよ?
子供が無意味に殺されたり、理不尽な目にあったりと非道徳的なエピソードが多いのですがそのエピソードの中に独特な言語表現やモノクロームで表現された繊細なタッチの絵が魅力的な絵本作家。それがエドワード・ゴーリーです。
そんなエドワード・ゴーリー氏の絵本の中で特に好きな絵本がこちらの『うろんな客』です。
絵本の内容は長くなるので触れませんが、簡単に言うと物語上での恐怖や悍ましさはなく、客が行う不可解な行動の不気味さを淡々と表現していく展開が好きですし、何より客のキャラデザが可愛くて惹かれてしまう絵本です。
ちなみに表紙のペンギンみたいなのが通称『客』です。
この客には名前がないので、今回は客で通させていただきます。
今回は客のぬいぐるみを作っていきます。
まずは100均で黒のフェルト布を用意します。
今回は出来る限り等身大の客に近づけたいので、大きめのやつを買ってきました。
こんな感じに切っていきます。
デカイ足みたいだな。
これを2枚両面分切りました。
この作業だけで軽く1時間かかってしまい、思いつきでやるべき作業じゃなかったとすでに後悔してます。
繋ぎ合わせました。
とりあえず胴体はこんな感じで、あとは綿を詰めていきます。
手足。
客には指という概念がなくて助かりました。
続いて、客が履いている靴を作って行きます。
自立できるようにクラフトボードで割と形のある靴を作ります。
型紙である程度のサイズを測って
型紙に沿って靴の形に切って履かせます。
あとは靴紐を
いい感じにすれば、靴の完成です。
目。
目玉をつけるか悩んだのですが、今回はつけないで行こうと思います。
これでもエクゾディアパーツの如く手足胴体が揃いました。
あとはこれらの四肢と胴体を縫い合わせれば
完成です。
自分で作っておいてなんですが中々のクオリティで出来たと思います。
さて、あとは客のしているマフラーを作ります。
マフラー。
絵本が白黒でマフラーの色が何色かは分からなかったのですが、めちゃくちゃ調べた結果おそらく赤と白の縞模様だと思うので、こんな感じになりました。
このマフラーをつけてあげれば
私の家にうろんな客が尋ねてきてくれました。
…微妙に大きくて少し怖い感じもしますね。
恐らくうろんな客の人形は私が初だと思うので、皆さんも作りたかったらぜひ作ってみてください。
それではまた。