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蒟蒻の日記

のらりくらりと書いていきます。

下駄箱で椎茸を育てた話。

こんにちは。

 

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今日はイケイケで行きたかったので、携帯のロック画面をロックにしてみました。

 

覗き込まれて『なんで石なの?』と言われた時に少しの気恥ずかしさを感じてしまったので、どうやらロックな魂は私にはなかったようです。

所詮はハリボテのロック魂だったのか…

 

 

話は変わって。

一時期、どうしても会社に行きたくない時期があり、どうにかして行かないと…でも行きたくねぇな!!!!

と言う葛藤を抱えたので、『会社に行くための理由』をどうにかこうにかして作るために

 

 

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椎茸を育てるために会社に行く時期が、私にもありました。

会社に行かないと椎茸が育たない。

 

なら行くしかねぇ!!!!

そう思うために椎茸を育てます。

 


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蓋を開けて急に結構なビジュアルですね。

と言うかもう数本生えてない?えっ?育てなくて終わり????

 

と思い、スタートと同時に詰みを覚悟しましたが、説明書を読んでみるとこの椎茸は不味いらしいので取って新しい椎茸が生えてくるのを楽しもう!と言う物でした。

 

私はまだ詰んでなかったんだ。

だいぶ初期の段階で九死に一生を得ることができました。

 


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どうでもいいですが、こいつなんで眼帯してるんだろうか。

そして名前に愛情を全く感じないな。

 


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まずはすでに生えている椎茸を削ぎ落とします。

 


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洗ってる最中に原木が少し柔らかくて変な感触でした。

木を握力で凹ませてると言う感覚に陥り、急に怪力キャラに目覚めたか?と思いましたが、ただただ原木が柔いだけでした。

 


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水に浸して1日放置。

余談ですが、車での運搬中にカーブの際に水が跳ねてしまい後部座席のシートが死んだことはまた別の話です。

 

 


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こちらの下駄箱が今回椎茸を育てる場所になります。

入るか入らないか一抹の不安はありましたが、ギリギリで入ってくれて助かりました。

 

今にして思えば、下駄箱って割と誰かとブッキングする場所だったのでかなりリスキーな飼育場所ですね。

 

この記事を見て、『僕も!(私も!)下駄箱で椎茸を育てるんだ!』と言う人はもう少し飼育場所を考えてから、椎茸を育てることをお勧めします。

 

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あとは毎日の通勤時に霧吹きで水をやるだけであとは勝手に育ってくれるそうなので収穫が今から楽しみです。


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見つからないように、頑張るんだぞ!

 


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1日目。

まだ椎茸の『し』の文字もないくらいに椎茸が顔を出してくれない。

早く顔を出してくれるのが楽しみだ。

 


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初日ということもあり、張り切ってサンプッシュも霧吹きをした。

この行為が後に大繁殖をもたらす結果になるとはこの時、私は考えもしなかった。

(※大繁殖なんてしませんでした。)

 

 


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7日目。

そろそろ顔を出して良いんじゃないか?と思う。

ほぼ毎日霧吹きで水をやっているのに、何も変化が見られないと少し不安になってくる。

 

果たして本当に椎茸は顔を出してくれるのか。

 

 


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12日目。

ようやく赤ちゃんみたいなのが出てきた。

私はこの椎茸に『洋子』と名付けた。

名前をつけることで愛着が湧くと思ったのだが、後にたくさん生えてきた見分けがつかなくなり、直ぐに洋子を見失った。

 


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14日目。

2日前よりも成長が見られる。

植物とか音楽とか声かけをすることでよりよく育つと聞いたので、やってみようと思ったが側から見ると下駄箱に話しかけてるヤバい奴なので、やめることにした。

 


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17日目。

伸びてきた。

この時点でなんとなく食べれるのでは?と言う謎の自信が湧いてきて、試しに一本焼いて食べてみたのだが普通に不味かった。

まだ収穫時期ではないらしい。

 

気長に待つとしよう。

 

 


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20日目。

もうこれ椎茸じゃね?


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21日目。

椎茸でしょ。これ。

 

 


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23日目。

もうそろそろで収穫できそうなのだが、前の教訓を活かしてもう少し待つことにする。

なんか椎茸ってもっとかさが開いてるイメージがあるので、あと少し待つことにする。

 

ここで手を出しては三流の椎茸飼育員。

一流は笠が開くのを待つべし。




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30日目。

ここら辺で悪臭を放つようになったので収穫前に残念ながら捨ててしまいました。

 

下駄箱から悪臭が出る騒ぎになってしまい、どうにかバレないやつに処理して、犯人に祭り上げらららことを避けたのですが私の心の中には処理されていった椎茸がいます。

 

 

果たしてどんな味だったんだろうか。

丹精込めて、人目を避けてひっそりと下駄箱で椎茸を育てた30日間。

あーだこーだいって会社に行くのも何も感じなくなったので、この30日間は無駄じゃなかったんだなぁと。

 

私のこれからの人生の何になるかは分からないのですが、供養としてここに観察日記を記させていただきました。

 

 

途中からは橋の下で捨て猫に給食の余りをあげて育てている気分になれたので、案外オススメです。

 

 

それではまた。