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蒟蒻の日記

のらりくらりと書いていきます。

約束のネバーランドの紹介記事。

こんにちは。

今日は読んだ漫画がすごく面白かったので紹介します。

 

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約束のネバーランド』と言う漫画を最近読んだんですけれども、これがもうすごく面白くて。

 

鬼滅の刃とかジョジョの奇妙な冒険とかの題名からなんとなく物語を大体連想できるみたいなのよくあるんですけれど、題名のなんで約束なんだろうか?なんでネバーランドなんだろうか?

 

と思いながら読んだんですけれど、10何巻辺りで『なるほど!こう言う意味であの題名か!』って漫画を読み進めると謎が解けていくのに、1本食わされた。と思いました。

 

簡単にストーリーを説明するとプリズンブレイクみたいな脱獄をテーマにした話です。

子供たちが孤児院で暮らしていて、12歳になる前に里親に引き取られる。

ほのぼのだけど『別れ』をテーマにした物語なんだなぁ……

と、そんなことはなく絵柄とか題名からは考えられないようなほど残酷な運命が子供たちに待ち構えてて、実は里親でなく鬼と呼ばれる存在の食材として子供たちが育てられていた。

 

待ち構えられてる運命から逃れるために孤児院から脱走を決意するーーー。

みたいな感じです。

 

孤児院から脱走するために、孤児院の管理者であるママ子供たちに埋め込まれてる発信器孤児院を囲む塀などなど困難が何度も主人公たちに立ちはだかるんですけれど、そんな中1番の強敵であるママ。

 

主人公たちはめちゃくちゃ頭が良くて本当に10歳11歳?って疑うぐらいに頭が切れて脱走の順序を組み立てていくんですが、そんな時にママが妨害をする、頭脳戦の攻防が見どころの一つです。

 

大人は子供に勝てない。

そんなメッセージが込められてるような感じがずっとしてて、ママが一枚も二枚も上手で。

 

例を一つ。

主人公たちがこのまま順調に行けば脱走できる!

って言う段階で子供の1人が森で迷子になってしまって、ママが時計を見た後に『ママが探しに行くわ』と言って森へ入りいとも簡単に見つけて帰ってきて、子供たちが喜ぶと言うシーンがあるのですが、主人公サイドの1人が『早すぎる…』と驚嘆。

ここでママは発信器の存在をさりげなく見せびらかして、『お前たちは逃げられない』と暗に絶望を与える。

 

ここ読んでる時すごくドキドキしました。

どうやってこれを突破するのか?

 

ちなみにこの森は入って→探して→みんなの元へ帰る。

と言うのがわずか3コマで、時間の流れを空に浮かぶ雲の流れで表してるんですけれど、絵で表現するのが単純にすごいなと。

 

この発信器も気づかなければ、その程度だからさほど警戒する必要ないし、気づいたのならお前ただはどこにも逃げられないと言う脅しにもなると言う、一つのさりげない動作で相手の力量を知ることができるのがクールじゃありません?

 

 

こんな感じに、特殊能力とかじゃなく頭脳と作戦を駆使して脱走をする話なのですが、先の読めない展開と伏線が色々な箇所に散りばめられてて、読み進めてくと絶対に読み返してしまう作品なので、皆さんもぜひ読んでみてください。

 

それではまたの機会に。