こんにちは。
猫がいました。
家に帰ると何かが届いていたんですが、何回か話したように注文したものを覚えておらず開けるまではなにが入ってるかわからない状態が多いので、今回その法則に漏れずなにが入ってるかわかりません。
そもそも頼んだっけ?
?
白い?そしてふわふわしてるからぬいぐるみ???
なんと箱を開けたら牡蠣のかぬいぐるみでした。
あーーーーーーー
勢いで買ったわ。
手に取った瞬間、失われてた記憶が蘇ってきた…
ドラマチックな感じがしますが、単純に覚えてなかっただけですが、物語になりそうだったのでしてみます。
ただいまー。
そう言って玄関のドアを開けるも一人暮らしなので当然返事など帰ってこない。
部屋の明かりをつけ、荷物を下ろしてから、腰を下ろして一息つく。
「今日も仕事大変だったな…」
そう思い返そうにもふと違和感に気づく。
あれ?そういえば今日なんの仕事をしたんだっけ?
違和感に気づいてしまったが最後、芋づる方式で次から次へと疑問、違和感が僕を襲う。
「そもそもここはどこだ?」
いつもの部屋とは違う….
そっくりだが長年住んでいた僕にはわかる。
僕の部屋を真似て作られた偽りの部屋だ。
そもそも誰が何の目的でこんなことを?そう疑問に思うも『今日一日の出来事』はおろか『自分の過去』すら思い出そうとすると肝心なとこらがあやふやでうまく思い出すことができない。
卒業した中学校、いつもつるんでた友人たちの名前、好きだったあの子の顔……
思い出そうもモヤモヤする。
そこでハッと、あることを思い出す。
誰かが言った。
『ーーーー何かあったらこの箱を開けて。』
そうだ、箱。あの箱だけは覚えてる。
誰からもらったか、いつに貰ったかは思い出せないけどそのことだけは鮮明に思い出せる。
僕は藁にもすがる思いで部屋の隅に置いてあった箱に手を伸ばす。
なにも思い出せないこの取り残されてしまった感じをあの箱ならきっとどうにかしてくれる。
確証のない万全とした希望を期待して、僕は『何者かから貰った箱』を開けた。
中に入ってたのはデカい牡蠣のぬいぐるみ。
的な感じにドラマチックな日常にならねぇーかな〜〜〜
斜めの皿に球状のものが展示されてました。
地震とか来たらトリュフが転がって皿のみになると思うとシュールですね。
350円で虚無が買えることになります。